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先日のシナリオの続きです。
ちなみに♯05は撮影カットされました。

♯03ラブホテル街


      鳩の大群が空を舞う。
      その下でビルの陰に隠れカメラを持つ春樹。
      ターゲットの写真を封筒から出し確認をする
      ラブホテルに入る中年カップルの姿を撮影する。
      上着から携帯電話を取り出しボタンを押す。

春 樹「もしもし、お疲れさまです、春樹で〜す。
    やっぱり依頼人の言う通り愛人がいますよ。はい、
    写真も撮りましたんでそろそろ事務所に戻って
    いいですかね…ええっ?出てくるまでって、
    冗談でしょ斉藤さん?
    もし泊まりだったら俺どうすればいいんすか?って
    勝手に電話切るなよおい!このくそ上司!」

      春樹が電話をしまい後ろを振り向くと先ほどの
      中年カップルが目の前に立っている。

中年男「おい!さっきからそこで何やってるんだ!」
春 樹「いえ…ちょっと人と待ち合わせを…」
中年男「嘘だろ!お前さっき写真撮ってただろ!女房に頼まれたのか!」
中年男が春樹の首を絞め、カメラを奪おうとする。
春 樹「ちょっとやめて下さいよ〜週刊誌の企画でちょっと
    女の子を探してるだけなんです、ほら!あなたの何とか
    見せて下さいっていう企画知ってます?」
中年男「いいからフィルムをよこせ!」

      無理矢理カメラからフィルムを抜き取り、
      春樹の前に投げ捨てる。転がるフィルム。
      立ち尽くす春樹。

中年男「へっざまあみろ!女房に言っとけ、三流探偵なんか
    雇うなってな!」
春 樹「あああ…そのフィルムに恋人との写真とかさ〜大事な
    思い出が入っててさ…それがダメにされちゃったら
    アンタどう思う?そりゃ仕事用のカメラで大切な
    思い出を残そうとした俺だって悪いけどさ、
    それにしたってヒドイっしょ…」

      春樹、その場にがっくりと膝をつき、
      フィルムを拾う。

春 樹「しかも俺の彼女はなかなか写真とか撮らしてくれないん
    だよ、カメラ向けられるのが嫌いなんだって!
    これ撮ったときだって相当キレられたんだから…
    このフィルムには二人の貴重な思い出がたくさん
    詰まってたんだよ…それをあんたって人は…」

      アスファルトに両手をつけて肩を落とす。

春 樹「香織…ごめんね…また一緒に写真撮ってくれるかな…」


♯04車内

      マネージャーの運転する車の後部座席に座る香織。
マネージャー「香織ちゃん、次は15時からネオ東京テレビでバラエティーの収   録だから可愛いボケ炸裂させてよ〜!」

      あくびをする香織。

香織「ふぁぁ〜眠いよ…」

         画面いっぱいに香織の顔、疲れてはいるが満足気な表情。

タイトル
バースディ(正式タイトル)

♯05マンション1(子供部屋)
      
      2人の幼い兄弟が、部屋で遊んでいる
      部屋に入ってくる一人のおじさん

おじさん「はるきちゃん、ちあきちゃん何して遊んでいるんだい」
はるき「家族ごっこ!」
おじさん「おじさんもいっしょにいれてよ」
はるき「じゃあ、おじさんはね、子供役ね」
おじさん「おじさん、お母さん役がいいな」
はるき「おかあさんは、ちあきで、ぼくがおとうさんだから
    おじさんは子供役やってよ!」
おじさん「じゃあ、おじさんは子供だ」

マンション2(リビング)
     若い夫婦がくつろいでいる
母 親「あなた、お義兄さんと、子供たちを遊ばせて大丈夫なの?」
      父親は新聞を見ている
父 親「今日は落ち着いているから心配いらないよ。明日からまた入院だから、子供達と遊んでいたいんだろうし」
母 親「少し心配だわ」

マンション3(子供部屋)
     3人でのままごとが続いている
はるき「いまかえったぞー」
ちあき「ただいま!」
はるき「お風呂にするかごはんにするか、だろ、ちあき」
おじさん「ねえ、おかあさん、お風呂にしようよ」
はるき「子供はわがままいっちゃいけません!」
おじさん「おかあさん、おとうさんがこわいよ!」
はるき「わかったわかった、じゃあおかあさん、
    お風呂にしようか」
ちあき「おふろ!」
おじさん「よし、じゃあ、本当にお風呂にいこう」

マンション4(風呂)
      子供達の服をぬがしているおじさん
      ちあきの服を脱がしている所でおかしくなる
      おじさんが風呂場にあったカミソリを持ち出す

はるき「おじさん、危ないよ!」
おじさん「いいんだよ。
ちあきちゃん、おかあさんにはこんなもんないんだからね。ちょっと待っててね」
はるき「おじさん!危ないよ!」
      おじさん、カミソリをちあきの股間に近づける。
   (そう見える絵、実際の絵は千秋に隠れて分からない)
はるき「うわあああぁぁぁ!」
      春樹、怖くて風呂場から逃げ出す
      痛みで激しく泣き出す千秋
      (排水溝に血が流れる映像)
      泣き声を聞き付けた母親が風呂場にくると
      子供が泣いている。
      ちあきに駆け寄り抱き締める母親。
母親「ちあき…!何てことを…ちあき!
春樹は…春樹はどこへ行ったの!春樹!春樹!」

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